プレスリリース（2005年12月6日）：株式会社ネオジャパン

ネオジャパン、
デスクネッツにアドバンスト・メディアの音声認識技術を採用
～グループウェアにAmiVoice®採用で業務提携～

携帯電話での入力・検索操作をスムーズにし、
外出先での業務を効率化

2005年12月6日
株式会社ネオジャパン

株式会社ネオジャパン（以下ネオジャパン、本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：齋藤晶議）と株式会社アドバンスト・メディア（以下アドバンスト・メディア、本社：東京都豊島区、代表取締役社長：鈴木　清幸）とは、音声認識を活用した製品開発で業務提携しました。

業務提携の第一弾として、ネオジャパンが開発する国内最大級の導入実績を誇るWebベースのグループウェア「desknet’s®（デスクネッツ）」にアドバンスト・メディアの世界最先端の分散型音声認識ソフトである「AmiVoice® DSR（アミボイス・ディー・エス・アール）」をプラグインとして導入します。
従来は指によるキー入力であった携帯電話を使ったアドレス帳情報の検索や、スケジュール情報の呼び出しなどが音声認識ソフトの導入で声による入力が可能になります。これにより、携帯電話の利用による外出先での業務効率を向上させ、情報共有を促進させます。

また、今後は「desknet’s®」の姉妹品である営業日報管理システム「desknet’sSSS(デスクネッツサザン)｣、顧客サポート支援システム「desknet’sCAMS（デスクネッツキャムス）」にも、「AmiVoice® DSR」をプラグインとして導入する予定です。

ユーザは、携帯端末向け音声認識システム「AmiVoice® DSR」を導入することで、オフィス内における机上のパソコンからの情報アクセスと同等の利便性で、外出先でも携帯電話から音声入力（発話）により、グループウェアの目的の情報にダイレクトに到達することができるようになります。
音声認識を搭載することで、メニュー選択やボタン押下操作などを必要最小限に押さえ、画面遷移を飛び越えて目的メニューにダイレクトジャンプできるため、情報活用の俊敏性が向上します。また、限られた表示領域の画面や小さなボタンの携帯電話でも、オフィス内のパソコンとほぼ同等の利便性で情報アクセスが可能です。

2005年度中に「desknet’s®」「desknet’sSSS」「desknet’sCAMS」の3製品共に「AmiVoice® DSR」対応版を発売開始する予定です。
当初はドコモの「FOMA M1000」での対応で、順次対応機種を増やす予定です。

【両社の提携の理由】

社外ではモバイルＰＣや携帯電話を使用し、社内の情報にアクセスすることが当然のように言われるようになりました。携帯電話からのアクセスの操作性を考え、音声認識を搭載した携帯電話でのアクセスが今後、業務効率改善に不可欠であり、ビジネスチャンスであると判断し、業務提携に至りました。

「AmiVoiceR DSR」と「desknet’sR」連携により付加される機能とその効果（予定）

＊アドレス帳情報検索機能：
　個人情報保護の考えから、アドレスなどの情報は、グループウェアのサーバに置き、
　そこにアクセスしますが、声で情報呼び出しが可能なので、膨大な量の情報の中
　から検索可能です。
＊スケジュール情報呼び出し機能：
　日・週・月・個人・部門などさまざまな表示方法でスケジュール管理できますが、
　音声により、画面遷移を大幅にジャンプして目的の情報に簡単にアクセス可能です。

2005年12月6日（水）～8日（金）に東京ビックサイトで開催される『iExpo2005』にて本ソリューションを参考出展いたします。実際に連携操作をご体験いただけます。

iExpo2005公式サイト： http://www.uf-iexpo.com/top/
ネオジャパンiExpo2005出展概要：
　 http://www.desknets.com/standard/news/seminar/051207.html

「AmiVoice® DSR（Distributed Speech Recognition：分散型音声認識）」の特徴

アドバンスト・メディアのDSRは、音声通話の音声認識に見られる、通信ノイズや通信状態による音声認識精度の低下のない音声認識システムです。音声通話は一切利用せずに、音声データから音声認識に必要な特徴量だけを取り出し、サーバへパケット通信を利用して送信することによって高精度を実現しています。しかも、ブラウザやアプリケーションと容易に連携可能なため、画面を見ながら音声入力したり、入力結果を目ですぐに確認したりする事が可能となります。このDSRを携帯電話に装備すれば、パケット通信網を利用して、高度な音声入力や音声操作を効率良く行うことができるようになり、情報端末としての携帯電話の用途範囲が飛躍的に拡大します。

※アドバンスト・メディア社内では、すでに「desknet’s」を導入し、携帯電話などから音声により社内情報にアクセスする環境を構築し、業務効率向上を実現しています。